なぜタイニーハビットで瘦せるのか?
理想の自分になるには、『習慣を最適化』することが最重要課題です。
人の行動は70%以上が習慣であり、習慣が人を作ります。
スタンフォード大学で20年以上『習慣』について膨大な研究を重ねてきたB・J フォッグ氏はこう言います。
“着実かつ持続的な唯一の方法は、小さく始めることだ”
「ダイエットをしよう!」と思ったときは、モチベーションが高いため、「明日から毎日1時間ウォーキングするぞ」とか「お菓子は二度と食べない」など、つい大きな目標を設定してしまいがちです。
しかし、明日のモチベーションはどうでしょうか?
いざ目の前に大きな目標が立ち上がると、私たちは「今日は疲れているから」「今日は寒いから」などありとあらゆる理由をつけて、実行から逃げようとします。
変化を起こすとき重要なのは
『最初の一歩を踏み出すこと』そして『生み出した変化を永続的に継続していくこと』です。
『小さい』ということは、このどちらにも効果を発揮します。
小さな変化は「いますぐ」始められる
小さな変化はモチベーションの力を必要としません。
「朝起きたら、鏡に向かってにっこりする」これは、1日をポジティブに過ごす方法の1つですが、これを始めない理由は思いつきますか?
「時間がない人」でもできる
「毎日30分ウォーキングする」と目標を立てると、次の瞬間「でも時間が…」と出来ない理由がすぐに見つかります。
でも、「1分だけストレッチをする」と目標にすると、できない理由は簡単には見つかりません。考える時間を使ってストレッチを1分してしまった方が早いですよね?
「失敗」がない
小さなことは、できない理由がないので、失敗もありません。
「毎日出来ない?」なら頻度を減らすというサイズダウンをすればいいんです。
代わりに、決めた行動は『必ずする』ことを守れば、習慣が途絶えることはありません。
こんな目標なら続かないほうがおかしいですよね。
小さな行動とは?
小さな行動とは、自分にぴったりな行動。
- 願望の実現に「効果的」な行動
- 「自分が望む」行動
- 「実行可能」な行動
今あなたが新しく作ろうとしている習慣はこのフォーカスマップのどこにあてはまるでしょうか?
「★」のマスにあり、「やらなければいけないこと」でなく「やりたいこと」であれば、成功の予感です。
こんな小さな行動では変化は生まれないのでは?
目標を立てたときはそう感じるかもしれません。
ですが、小さい目標は変化の種。
達成がしやすく、その達成感があなたを次のステップにいざないます。
「もう少しやってみようかな?」
そう思えたら、あなたの小さな習慣はすでに一回り大きく成長した証拠です。
小さく始めることが、実は成功への最短ルートなんです。
参考文献:習慣超大全