お風呂の時間は、忙しい日常から離れてリラックスする時間。その心地よい時間をより快適にするアイテムとして近年注目を集めるのが、「珪藻土バスマット」です。

植物性プランクトンの殻が化石となった素材「珪藻土」を使い、高い吸水速乾性にを持つ素材として人気の珪藻土。

この記事では、珪藻土マットの魅力的な特性と、選ぶ際のポイントをご紹介します。

珪藻土バスマットの魅力とは？

珪藻土バスマットは、驚異的な水分吸収力と抗菌性が魅力の素材です。お風呂上がりの水滴や湿気を瞬時に吸収し、床をいつでも清潔な状態に保ちます。お手入れも簡単で、日常的な拭き掃除で汚れを取り除くことが特徴で人気を誇り、さまざまなメーカーから発売されています。

ソフト珪藻土マット vs ハード珪藻土マット：選び方のポイント

珪藻土マットには、ソフト珪藻土マットとハード珪藻土マットの2種類が存在します。この違いを理解し、自分の好みやライフスタイルに合ったものを選びましょう。

気持ちの良い肌触り

ソフト珪藻土マットは、その柔軟な素材の快適な足触りが魅力です。また、豊富なデザインバリエーションがあり、バスルームのインテリアにも調和しやすいところが魅力です。

衛生面でも安心

また、日常的なお手入れはブラシや布で軽く拭くだけでOKです。汚れが付きにくく、手間をかけずに清潔を保つことができます。中には洗濯機で丸洗いできるものもあり、衛生面が気になるお風呂場でも安心です。

ソフト珪藻土マットのデメリットと注意点

耐久性

一方で、ソフト珪藻土マットは耐久性にやや制約があります。長期間の使用によって素材が劣化する可能性があり、ハード珪藻土マットに比べるとケアの頻度が高い傾向にあります。好みのデザインと快適さを重視する際は、定期的なお手入れをお忘れなく。

ハード珪藻土マットのメリットと魅力

堅牢な質感

ハード珪藻土マットは、その堅牢な質感と耐久性が大きな魅力です。ソフト珪藻土に比べると劣化しにくく、長く使いたい方やシンプルなデザインを好む方に適しています。

手軽なお手入れ

日常のお手入れ方法は、使用後に日陰干しするだけで十分です。バスルームの雰囲気を引き締めつつ、長く使うことで買い替えの面倒さを軽減してくれます。

ハード珪藻土マットのデメリットと注意点

取り扱いに注意

ただし、ハード珪藻土マットは重さがあり、落としたり踏み違えたりすると割れる危険性もあります。取り扱いには注意が必要です。

冬は冷たく感じる

また、はじめて足をつけたときには少しひんやりします。とくに冬場など脱衣所の気温が低いときは、冷たいと感じるかもしれません。

お手入れ方法に一工夫

さらに、ハード珪藻土マットのお手入れ方法は一工夫が必要です。水分の吸収が悪くなってきたら、紙やすりを使って表面を削ります。紙やすりを自宅に常備しておらず、あまり使い慣れていない人がいいのではないでしょうか。長期間使用すると吸水性が低下してしまうため、定期的に上記のお手入れが必要です。

特徴比較表

バスマットの買い替えを検討している方向けに、2種類の珪藻土バスマットの魅力と選び方を詳しく解説しました。ご自宅のバスルームをより快適な空間にするため、ぜひ参考にしてみてください。

もう1つの価値を持つ「スマートバスマット」

「スマートバスマット」という商品をご存知でしょうか。スマートバスマットは、ソフト珪藻土マットを使用した、今人気のバスマットです。

体重測定できるバスマット

その特徴は、なんと「体重測定できる」こと。実はお風呂に入るタイミングは、毎日ほぼ同じ時間帯で、しかも裸になるため、体重測定のタイミングにはぴったりなんです。

バスマットを選ぶ方の中でも、お風呂上がりに体重測定ができるという、新たな価値を持った「スマートバスマット」が人気となっています。

東京大学発ベンチャー企業が開発

スマートバスマットは、東京大学発のベンチャー企業が開発しました。このアイデアに対してクラウドファンディングで約3200万円を集め、商品化に至りました。

発売から1年も経たず数多くのメディアで取り上げられ、現在はこのアイデアに共感した2万人近くの方が愛用し、体重管理も同時に行なっています。

バスマットを選ぶ際には、新たな価値を持った「スマートバスマット」も、検討してみてはいかがでしょうか。