朝ご飯に必要な栄養素は?具体的なおすすめメニューも併せてご紹介
睡眠時間をできるだけ長く取りたい、朝から食べる気がしないなどの理由で、朝ご飯をとっていない方も多いのではないでしょうか。朝に栄養を摂ることは、一日を快適に過ごすためにも非常に大切です。
この記事では、朝ご飯で摂りたい栄養素をご紹介します。朝ごはんを食べるメリットについても解説するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
この記事を読むための時間:3分
目次
朝ご飯で摂りたい栄養素
朝ご飯は、一日元気に身体を動かすためにも十分な栄養を摂取する必要があります。ここでは、朝ご飯で積極的に摂りたい栄養素を解説します。
炭水化物
ダイエット中は炭水化物を控える方も多いかと思いますが、1日のスタートでもある朝には、炭水化物をしっかり摂りましょう。ご飯やパンを食べてエネルギーを補充することで、しっかりと脳や身体が働きます。
タンパク質
朝にタンパク質をしっかり摂ると、食欲が爆発するのを抑えられる効果があることがわかっています。これは、タンパク質を消化するときに分泌されるGLP-1やコレシストキニンと呼ばれるホルモンによる作用です。一日の摂取カロリーを抑えるためにも、朝食でタンパク質を摂ることを意識してください。
ビタミン・ミネラル
脳がブドウ糖を使って働くためには、ビタミンやミネラルが必須です。身体の調子を整える作用もあるため、朝ご飯に積極的に取り入れてみてください。ビタミンやミネラルは、海藻や野菜、果物などの食品に豊富に含まれています。
朝ご飯を食べるメリット4選
ここからは、朝ご飯を食べるメリットを4つご紹介します。
脳を目覚めさせる
朝ご飯でブドウ糖を補給することで、脳がスッキリと目覚めます。脳のエネルギー源でもあるブドウ糖が足りなくなってしまうと、集中力が続かなかったり、イライラしてしたりする原因になってしまうため、日中気持ちよく過ごせません。
一日を穏やかな気分で過ごせる
朝ごはんをよく噛んで食べることで、脳の血行が良くなります。その結果、セロトニンと呼ばれるホルモンが活性化することで、ストレスを感じにくくなったりマイナスな感情を抑制したりという、精神面を安定させる効果を得られます。
セカンドミール効果が得られる
セカンドミール効果とは、1日の中で最初に食べるものが、次の食事の血糖値上昇率に影響することです。朝ご飯にGI値の低い食事をしっかりと食べることで、朝食後だけではなく、昼食後の血糖値が急上昇することも抑えてくれます。
朝食を食べずに、昼食でいきなり炭水化物を食べてしまうと、空腹時間が長くなっている分、血糖値が急上昇してしまうため注意しましょう。
身体のリズムが整う
朝食を決まった時間に食べることで生活リズムが整い、身体の調子が良くなります。私たちの身体の中には体内時計がありますが、24時間単位で体温や睡眠時間、血圧などを調整しています。
自律神経に働きかけて、日中は活発に動けるように、夜はゆっくりと休息を取れるようにリズムを作ることも朝にエネルギーを摂るべき理由です。心身のバランスが何となく崩れているように感じる方は、毎朝朝ご飯を食べる習慣を身に付けてみましょう。
オススメの朝ご飯メニュー
ここからは、オススメの朝ご飯メニューを、具体的な例を挙げながらご紹介します。
豆腐や野菜のたっぷり入ったみそ汁
朝ご飯でミネラルやタンパク質をたっぷり摂るのは、なかなか難しいものです。しかしみそ汁を用意すれば、野菜や海藻、卵、豆腐などのさまざまな具材を入れやすいので、栄養満点の一品が出来上がります。また寝起きの身体を温めるためにも、朝からみそ汁を飲むことは効果的です。
鮭のおにぎり
鮭おにぎりを食べれば、タンパク質と炭水化物をバランスよく摂取することができます。また鮭に含まれるアスタキサンチンには、運動中の脂肪燃焼効果を促進してくれる作用があるため、活動開始前の朝食にぴったりです。
しかし、朝から塩分を摂り過ぎると生活習慣病の原因になってしまうこともあるため、鮭の塩分量には注意しましょう
まとめ
この記事では、朝ご飯に摂りたい栄養素をご紹介しました。今回ご紹介した内容をぜひ参考にしていただき、朝ご飯の献立を考えるのに役立ててください。